2019年10月04日

メコンに沿って(4)ムアンコーン

途中、二回もエンコしながら、兎も角、ムアンコーンの街に辿り着く。
運チャンが乗り付けたのは洒落たバンガロー風のゲストハウス。

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白人が2、3人ウロウロしている。
??$を仲々値引きしない、未だうら若い女性だがしぶとい、
中国系? こちらもしぶとく粘って??$で交渉成立。
部屋に入ってACを入れてもつかない、
「約束が違う」
とごねると、
「すいません、ACは午後6時から12時までです。電力事情が悪いんです」
と顔を顰める。

兎に角、乾杯しようとレストランに駆け込む。

二人で唸り声を上げる。

迫り出した座席の眼下をメコンが音も無く、ただただ、ひたすらに流れる。 

向こう岸まで3kmも有るだろうか、時には渦を巻き、時には颯爽と流れるメコン、


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「これぞメコン!」
二人でジョッキをぶつけ合う。

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少しオーバーに言うと、
清水の舞台から眺めた京都の街が真っ平らなメコン、とでも言おうか、
その手摺に腕を凭れて、ビールを飲みながらメコンを眺める。 
これが有るから旅は止められない。

こんな景色を誰かに見せて上げたい、誰と誰だろう?
豊穣な女神の胸懐に居る、そんな感じなのだ。
3、40人の席は満席、印度系の美人が一人、後は白人、男女半々くらいか。
中年、子供も交じるが殆どが若者だ。
英語、フランス語、ドイツ語が乱れ飛ぶ、あとは判らない。

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夕日が落ちると同時に
真っ黒な雲がメコンを覆い被さり、あっと言う間に夜の闇に包まれる。

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稲光が川面を照らす、対岸に見える灯りは一つ、更に眼を凝らすともう一つ、
この広い視野の中で灯りはたったそれだけだ。
気が付くと星が出ている、そんなにクリヤーな空では無い筈なのに、
幾つかの星が光り、だんだん、数え切れなくなった。
夕闇の迫る前から、ただただ、メコンを眺めての2時間半だ。

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2019年09月26日

メコンに沿って(4) メコンから陸に上がる

もう、6時間も乗っている。
そろそろ我々の降りるところが気になり出す。
其処が終点なのか、途中なのかも判らない。
刺青の若者が、やっとのことで理解してくれたらしい。
時計の4時を示した、あと一時間だ。
河の分岐が次々に現れ、島島が出現し出した。
マンガ如きの地図で見ると、メコンが熊手のように広がり、
やがて、滝となってカンボジャに流れ落ちる筈だ。

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「此処だ」
と言われ慌てて船を降りる、降りたのは我々だけだ。
着いた田舎港にはトゥクトゥクが無い!
ムアンコーンは街と言うより部落、四、五軒の民家と小さなお土産屋、
粗末な食堂、その食堂に腰を下ろす。 
冷えたビールが無い。

降りた所はメコンの川中の一番大きな島、コーン島の西端、
今日の目的地は島の東端のムアンコーン、ここから8km程有る。

トゥクトゥクくらいは有るだろうとたかを括っていたが、何も無い。
「ムアンコーンまで行ってやる、乗れ」
とオートバイの男が寄って来た。
二輪車に3人乗りは身の毛がよ立つ。
一人の男が、
「その内にトゥクトゥクが来るよ」
と教えてくれたような気がした。
どうしたものか決め兼ねて、暫く村をウロウロする。

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50歩も歩くと村外れ、東に真っ直ぐ土の道が伸び、遥かに水田が続く。
村外れの万屋には僅かの日用品、煙草、薬草が並び、
ベンチで人の良さそうな親父が煙草を吹かしている。

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煙草を買って親父の隣に坐る。
「何処から来た?」
「日本」
「好い天気だね」
「そうだね」
何語で話したか忘れたが、何とか話が通じるものだ。
「トゥクトゥクは来るの?」
「もうすぐ来るよ」
そんな話をしている内に、トゥクトゥクの音が近づて来た。

走り出そうしたらエンジンが掛らない。
「急ぐ旅では無い」
一旦乗ったトゥクトゥクから降りる、
運チャンがあちこち弄りまくって、やっと、エンジンが掛った。
本当の、本当の田園地帯が広がる。
丁度田植えの時期、苗床の青が瑞々しい。
時々水牛が横切る未舗装の道を猛烈な勢いで走り抜ける。

土地が低いのだろう、時折、道いっぱいに水が流れる道を、
水飛沫を上げてトゥトゥクは走る。
エンジンの具合がおかしいと思ったら、水溜まりの真ん中でエンストだ。
長い間、セルの音が空しく響く。

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野宿を覚悟する。






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2019年09月13日

メコンに沿って(4) メコンの船旅

パクセーからコーン島を目指す。
パクセーから更にメコンを南へ下り、カンボジャとの国境近くになると川幅が14kmにもなり、
メコンが一気に滝となって流れ落ちる、それがコーンの滝だ。

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メコン河口の船着場は、メコンから一段高まった泥んこの広場にあり、
物売りと食べ物の屋台であたかも市場の如くだ。
船便の客と客引きが群がっている。
メコン交通の要所、メコン流域の各地への船便がここから出ているようだ。
発着所と言っても、標識も無いし、船にも行き先は書いてない。

泥んこの崖を降りて、やっとのことで探し当てたムアンセーン行きの乗合船に乗り込む。
巾3m長さが30mくらいの、骨組みが剥き出しの木造船だ。
何本かの柱の上に屋根は乗っかっている。

何時に出発するのかも、何時に着くのかも、途中何処に止まるのかも、判らない。
「まあ、何とか成るだろう」
と覚悟を決める。

  ところが何時になっても出発しない、 客が或る程度集まらないと出発しないのだ。
客引きが懸命に客を連れ込んで来る、
何回も何回もうら若い娘さん達が出入れする、物売りだ。
2時間もして30人程の客が乗り込むと船は動き出した。
直ぐに大きな橋を潜る、
後で聞くと、来年にはタイとラオスとカンボジャを結ぶ幹道が完成するそうだ。
客は皆現地の人達らしい、旅人風情は我々だけだ。
宇治から大阪へ淀川を渡ったのもこんな舟だったのではないだろうか。

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隣り合ったのは、口中を真っ赤にしているお婆さん、
噛み煙草のような物だろうか、
シンロウと言う緑の葉っぱに石灰を包んだ物を噛んでいる。
息子さん夫婦と二人の幼子、息子さんは常にお婆さんに視線を送る。 
そして、手の甲に刺青をした若者、目付きだ鋭い。 
その隣の中年の夫婦、だらしなく太った旦那は直ぐに横になる、
奥さんの方はキリリとして、いかにもしっかり物らしい物腰だ。

前の奥さんがドリアンを取り出す。
近くの男が鉈を器用に扱いドリアンを割って、車座になって食べ出した。
「お前も食べないか」
と言う風に私にも差し出されたが遠慮した。
いかにも美味そうだ。

手の甲に仏像の刺青をしている若者は静かに煙草を吹かしている。 
暫く観察していたが、以外に真面目そうな男だ。
思い切って話し掛けてみた。
「その刺青は何だ?」
と手振りで尋ねる。
向こう隣の男が意を解したらしく、手振り身振りで説明してくれる。
「ゼスチャー」ごときで、自分の腹に刃物を突き立て、手を左右に振って、「ノー」。
どうも、身を守るお呪いのようなものらしい。

2時間ほどして、初めての港に着く、港と言っても自然のままの土手だ。

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手振り身振りで幾らか意志の疎通が出来るようになった刺青の若者が、
「チャンバサック」
と教えてくれる。 漫画のような地図を見ると、まだ、目的地の3分の1も来てない。

船は大きくうねるメコンの左端、右端を擦れるように進む、近回りをしているのだ。
広い直線に出ると船は真っ直ぐに進む。
ふと見ると、
客席から一段高みに有る後尾で舵棒を抱えた船頭がコックリコックリやってる。
私がそれを指差すと、客達が一斉に船頭に囃し立てる。
船頭は眼をこじ開けるとニヤリとする。
単調だが快適な船旅が続く、天井から足がぶら下っている。

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屋根の上に腰掛けてる客もいるのだ。
前の奥さんが話し掛けて来た、意味が判らない。
刺青の若者が手振り身振りで通訳してくれた。
「ナイフを持ってないか?」
と言う事らしい。
私がナイフを差し出すと、今度はパイナップル。 
奥さんが、見事な手付きで皮を剥き、前に並べた。
「食べろ」
と差し出す。
汁が滴り落ち美味しそうだ、 一切れを戴く。
「パイナップルってこんなに美味しかったのか!」
甘いものには余り強くない私だが、柔らかくて蕩けるような甘さに舌鼓を打つ。
日本で食べるのとは一味も二味も違う。
新鮮なだけでは無いようだ。

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彼方此方に水牛の姿が見られる辺りに来ると、船は頻繁に止まり出し、
一人一人、客を下ろし始めた。
標識等は当然無いし桟橋も無い。

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2019年09月03日

メコンに沿って(4) ヴィエンチャンからバクセーへ

7時ぴったりにプロペラが廻り出した、ATR-72と尾翼に描いてある。
満席だ。
ラオスの原野、時折、深い峡谷に白い滝筋が現れる。
日本なら、さしずめ、何とか峡谷とか、
旅行業者の餌食になりそうな景観だが、耕地が少ない。

可愛い子供連れの親子、2歳と5歳くらいか、二人とも金の首輪とイヤリング、
足は見えないが、お金持ちの家では、
生まれると直ぐ、金の足輪を嵌めると聞いていたが、
代々伝わる形見のような物らしい。
ラオスでも貧富の差が大きくなっているのだろうか、いや、残っているのだろうか。
アジアに全く興味の薄かった私には、
ラオスが戦禍に巻き込まれて酷い時期が有った事ぐらいしか判らない。
少なくも、当初抱いていた戦禍で荒んだ人々、荒れた街々、田畑、山々、
そんなイメージは全く見出せない。

パクセーでも巾を利かせる中国系、
目貫通りの交差点の要所は全て中国系が占めている。

早速近くの市場を探索、凄い!凄い!
歩いているだけでエネルギーが満たされる様だ。

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メコンで獲れる魚は大きい。


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2019年08月27日

メコンに沿って(3) メコンの夕焼け

今日のお目当てはメコンの夕景、時間潰しに近くのビヤーホール。
何処かで見たことが或ると思ったら、やって来たボーイは昨夜と同じボーイ、
何のことはない、昨夜と同じビヤーホールだ。
昼間と夜で雰囲気がガラリと変わってしまうのだ。
未だ明るい内から、メコンの川岸に屋台がズラリと並ぶ、
流石にビエンチャン、屋台の規模が違う。

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チェンセーンやチェンコーンと違って、端が見えないほどテーブルと椅子が並ぶ。
日が傾き、空もメコンも真っ赤に染まり始めると、
その屋台のどれもが客で溢れ出す、夕日を好むのは人類共通らしい。

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少しずつメコンの空の色が変わってくる。

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2019年08月21日

メコンに沿って(3)ラオスの女も強い

座敷で日本人の客と難しそうな話をしていた女主人が話し掛けて来た。
「古都」の女主人は生姜工場のオーナーだ。

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我々がこれから行こうとしているパクセーで生姜工場を経営しているとのことだ。
殆ど日本へ輸出している関係で日本人の知り合いが多い。
私が静岡県に住んでると言うと、
一杉、勝又、勝呂、等々静岡に多い苗字がポンポン飛び出す。
梅干しも作っているそうだ。
50歳くらいか、彫の深い目鼻立ち、潤んだ瞳に若い時のラオス美人振りの面影が残る。

マーケットを一巡り。

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寝そびれて、ベランダから表通りを見下ろしていると、2、3軒先で壮絶な喧嘩が始った。
30代位の男女が取っ組み合っている、夫婦らしい。
女の方が唸り声を上げて猛烈な勢いで男に襲い掛かる、
男の方は大声を上げてこれを引き離す。
道端に止めてあるピカピカの乗用トラックの荷台で、
子供が三人、身を捩りながら心配そうに成り行きを眺めている。
中から出て来た二人の男が中に入った。
やがて、雄叫びも次第に静まり、元の闇夜が戻った。
何処にも人間が居て、男が居て、女が居て、子供が生まれて、
慈しんで、いがみ合って..人生が有るのだ。

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2019年08月17日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャン ホーパケオ博物館

シーサケット博物館の真向かいのホーパケオ博物館、

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元々は、
ラーンサーン王国のセーターティラート王がルアンパバーンからヴィエンチャンに遷都した際にエメラルド仏を祀るために1565年に建立した寺院。
1779年にシャム(現在のタイ)との戦いの時にエメラルド仏は持ち去られ、寺院も焼失してしまった。現在の寺院は1936年にフランスによって新たな姿で再建されたもので、現在はラオス各地から集められた仏像をはじめとした仏教美術を展示した博物館となってる。

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大きな伽藍にクメール風の仏像が威風を糺す。
珍しい石の彫刻も並んでいる。
仏像に趣味のある人にとっては一見の価値がありそうだ。

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一つ一つの仏像を丁寧に眺めている中老の日本人婦人に、慇懃に挨拶される。
始めお嬢さんと思った連れの若い女性はガイドだった。

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2019年08月15日

ラオスの仏像

博物館が道を挟んで二つ有る。
シーサケット博物館にはビエンチャンで最も古い伽藍が残る。

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回廊は仏像で埋め尽くされている、2100個有るそうだ。

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日本の仏像などに比べるとキメの細かい味合い深さには欠けるが、素朴で親しみ易い。


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2019年08月13日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャンの屋台と市場

ゆっくり起きてビエンチャン見物、先ず、中央市場を覗く。

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迷路のような市場の中は、人息でムンムン、
有名なフランス銘柄の衣類、高級そうな菓子、食料品、日用雑貨品、何でもある。
電気製品がズラリと並ぶ、ステレオ、TV、ミシン、電気釜、カメラ、ゲーム機まである。

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市場の中に両替所があちこちにあり、その一個所の傍らで、
両腕、肩、背中いっぱいに竹製品の持って立ち売りの女の子、
中学生くらいだろうか、 円らな瞳をパチリ開けてただただ立ち竦んでいる。
小さなもち米入駕籠を購入、値段は忘れたが驚くほど安い。
暫く行って振り返ると、彼女は地べたに腰を下ろしている。
格好の客が来ると立ち上がっているようでもある。

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市場の一角に畳一畳程の店が並ぶ、
時計の修理屋と手作りの装飾品屋、その先は、屋台が無秩序に並ぶ。

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材木のテーブルと材木の椅子の店でビール、
蛙の串焼きも有る。

飛ぶように売れているのは、西瓜と瓜の切り身、そして、掻き氷?、
ポリエチレンの袋にどさっと入れて、ストローを差込み、輪ゴムで器用に封をする。

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2019年08月09日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャン

タイからメコンを渡りラオスのフェサイに入り、
ルアンパバンを経てヴィエンチャンへ向かう。
ルアンパバン空港もフェイサイ空港に毛が生えたようなものだ。

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時間待ちに入ったレストランの真ん前に滑走路が開けている。 
滑走路の向こうには緑の丘が続く、その丘に2、3人の人影が現れた。  
ゆっくり眺めていると、その人影は滑走路を横切って此方へ向かってくる、客らしい。
次に天秤棒を担いだ二人、そして、今度は、滑走路の左手からオートバイだ。

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ラオスの若夫婦、目付きが印象的だ。

突然、スコール、びしょ濡れで飛行機に乗り込む。
飛行機はメコンに付かず離れず飛んで行く。
見渡す限りの平原の上に出るが、耕地は少ない。
一時間もしないでビエンチャン、流石、首都の空港.

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フェイサイ、ルアンパバン空港に比べると段違いだ。

真っ直ぐに、タクシーでお目当てのホテル?「古都」を目指す。
ところが、運ちゃんが判らない、「koto」の発音が通じないらしい。
地図を示すと運ちゃんがうなずく。
街には高層ビルは見当たらない、
だだっ広い通りを行き当たった凱旋門?の辺りを右に折れる。
飛行場から市街を通り越し、更に地図をはみ出る。

日本風の暖簾に「古都」の文字、
一階が日本料理店、二階がホテル?になっている。
早速、納豆、塩辛で日本酒、熱燗だ。

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2019年08月07日

メコンに沿って(2)物凄いラオス式按摩

腰が痛み出した。
当たるも八卦、当たらぬも八卦で、ラオス按摩にトライ。
葦簾張りの部屋に薄い布団が敷いて有る。

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扇風機を片手にぶら提げてきた老人に近い太目のおばさんがやってきた。
半分、ラオス美人を期待していたのに...

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足の裏から揉み出した。
足の間に膝を入れて仰向けになった足の先から丹念に揉み上げる。
始めは皮を鞣すように擦り、何処かでツボを抑える。
アバラ骨を一つずつ探ってゆく。
今度は、腹ばいになった背中に、おばさんが全身が乗り上がった、
不思議な事に重さを感じない。
いわゆる、ツボに乗っかっているのだろう。
膝と手と足の指で急所を抑える。
背骨の一本一本の間をなぞるように、緩急を付けて、体中の関節をポキポキ鳴らしてゆく。
痛いと心地よいの中間を行ったり来たりだ。
日本でも按摩は常習だが、これほどの按摩は経験無い、
いかにも、按摩をやったと言う感じなのだ。

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食べ物は豊富だ。
街をちょっと外れるとメコンに出る、
朝の心地よい川風を体全体に浴びて川岸を散歩する。

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高いヤシの木にスルスルと登ったと思うとヤシの実を投げ落とした。

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2019年08月06日

メコンに沿って(2) ルアンパパンのお寺

一寸郊外のお寺を覗く、

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扉の金銀色細工が見事.

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お寺の裏はメコンがトクトクと流れる。

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2019年08月03日

メコンに沿って(2) ルアンパパンの王宮

タイでもそうだったが、ラオスでも昼下がりは人通りが絶える、皆、昼寝の時間だ。
こんな時間に歩いているのは観光客だけだ。

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頭の天辺からギラギラする日差しを受け、王宮博物館へ。

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ルアンパパンは、かって、ラオス仏教の中心地として栄えた王国の都、
こじんまりとはしているが、
やはり王宮だけあって格調が高い。
内部の装飾は黄金に輝き、壁のモザイク模様は見事だ。
古い仏像が威厳をただす。
600年に渡り栄えた王国の最後は哀れだ、
1975年の革命で 、王と王妃は何処にか連れ去られ行方が判らない。

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王宮のテラスからメコンを眺め感慨に耽っている白人女性、
傍を通り過ぎても、身動き一つしない。

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2019年08月02日

メコンに沿って(2) ルアンパバンの市場でゲテモノ

ルアンパバンに行ったら必ず、
と言われているプーシーの丘に登る。
登り口に関門が有って、500キップ取られる。
息を弾んで登った頂上で、
幾人かの白人に交じってメコンに沈む夕日を眺める。
眼下には静まり返ったルアンパバンの街が一望出来る。

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隣の西洋風レストランでトーストとコーヒー。
100メートルも無いところの朝市をブラつく。
食物の種類の多さに目を見張る。
トマト、青野菜、タケノコ、豆類、蜜柑、バナナ、パパイヤ、椰子の実、マンゴ、
あと名前の判らない野菜、果物が、
今採れたばかりに輝いて、ズラリと並べられている。

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少なくとも、食べ物には困らなかったであろうラオスの人々の生活が窺える。
同じような自然環境にあっても、
戦争に巻き込まれた国、そうでない国とで、国力に差が付いたのだろう。
市場を行き当たるとメコンに出る、
朝の心地よい川風を体全体に浴びて川岸を散歩する。

高い椰子の木に攀じ登った男が椰子の実を放り投げる。

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万屋のような店先に、いっぱいの瓶が並んでいる、
ガラス瓶に交じりプラスチックボトルもある。
その一つ一つには、蛇、蛙、百足、?など様々なゲテモノや薬草らしい植物が入っている。

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試してみる気になった。
薬草の匂いがして、強い強い、50度以上は有るだろう。
やはり、私は日本酒の方が良い。

ゲテモノ、名前を忘れたが、孵卵途中の卵だ。 
殻の割れ目から既に形の出来た鶏の胎児が覗いている。
流石にこれには手、口が出ない。 
最高に美味しいこのあたりの名物だそうだが...



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2019年07月31日

メコンに沿って(2)ルアンパパン散策


地図にある筈のインフォーメーションらしきものが見当たら無い。
たまたま、隣に有ったレストランでビール、街の中心にしては静かだ。

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時折、格好の良い足を投げ出した娘さんがオートバイで横切る。

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目の前には学校の運動場のような広場、
その一方の側に、少数民族の露店が一列に並んでいる。

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疎らな客の殆どは白人だ。

隣は真新しいホテル、
一晩20$を、三晩40$、TC払いに交渉して投宿。
冷蔵庫、温水シャワー、AC付き。
メコン流域の何処でもそうだがここも中国系の経営、隣のレストランも一緒らしい。 
ルアンバパンのど真ん中の一等地に店を構えている。

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2019年07月30日

メコンに沿って(2)ラオス・フェサイからルアンパパンへ

飛行機が飛び立つと静寂が訪れ、やがて、人っ子一人いなくなる。
のそのそと藁葺きの茶店の一つに入り、木の椅子に坐る。
「冷たいビール」
と注文すると、氷を入れようとする。
氷は恐い、仕方無しに生暖かいビールだ。
少し高台に有る飛行場からはメコンが見渡せる。
メコンを挟んでタイ側はなだらかな平野、ラオス側は険しい山並みが連なる。
おばさんが気の毒そうに話し掛けて来るが、言ってる事が判らない。
近くで軍鶏が喧嘩を始めた。
鶏も犬も寄って来る。
極まりない長閑かさだ。

子供を抱いた愛想の良い若い奥さんがやってきて隣に坐る。
まだあどけなさが残る。

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手振り身振りで話し掛けて来る、とても人懐こくて天真爛漫。
写真を撮って上げると、何時の間にか、ゾロゾロと子供が出てきた、
ヨチヨチ歩きから幼稚園位まで4人が彼女の子供だそうだ、奥さんは30歳。
「写真を送って上げるから住所を」
と言うと、字が書けないらしい。
小学生位の男の子が住所を書く。

「旦那を送りに来た」
と言って、両手を放り出すようなポーズを取る。

生暖かいビールを二本も飲んだ頃、
係員が呼びに来て、私を一番前に並べさせた。
「今度は、あんたが一番先だ」
と言ってるようだ。
轟音を伴ってY−12Uが姿を現し、同じ風景が繰り返される。
操縦士も5、6歩草叢に近づくと、やおら、放尿。

飛行機の入口近くに、さっきの奥さん子供たちが並ぶ。
さっきまでの明るい顔に、一瞬、暗い影が過ぎる。
どうも、第二夫人か第三夫人らしい。

走り出したかと思うといきなり飛び上がったプロペラ機は雄大なメコンに沿って飛ぶ。 
音は煩いが揺れは殆ど無い。

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やがて雲の上に出る。
さっきの奥さんの旦那が斜め前の席、脂ぎってとても精力的だ。
お付きが付いているところを見るとお偉さんなのだろう。

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赤い顔をして周りの人に声を掛ける。
私にも日本語で話し掛けてきたが、無視した。

静かな佇まいのルアンパバン。

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ルアンパバン空港も可愛いい。

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posted by モトイケ at 10:29 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月28日

メコンに沿って(2)ラオス・フェサイ空港であわや拘束?

トゥクトゥクで空港へ。
緩やかに傾斜している野原の真ん中に有るフェサイ空港は滑走路よりも緑の方が多い。

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昔、何かの映画で観た南海の孤島の飛行場のように、
管制塔の付いた小さなコンクリートの建屋が一つ有るだけだ。
その建物を遠巻きにして藁葺きの茶店のようなものが幾つか並んでいる。

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あたりには、鶏が餌を啄ばみ、時々、犬と追っかけごっこをしている。

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サンダル履きの乗客も交じる。
白人は一人も居ない。
彼らはあの船でルアンババンへ向かうのだろう。
汚い机が二つ並び、机の上は書類だかゴミだか判らない。
真っ先にチェックインを済ませる。
暫くすると、凄まじい音を立てて双発プロペラ機が草叢の中から現れた、
Y−12Uと書いてある。

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15,6人の客が降り、荷物も降ろされる。
と、操縦席から降り立った操縦士が草叢に向かって放尿しだした。
次ぎは我々乗客が乗り込む番だ。
一番後ろに並んで乗り込もうとしたら、ハプニング。
係員が私の前に割って入って私を押し止たのだ。
何かの理由で拘束でもされるのかと、映画の主人公のように辺りを見廻す。
ピストルの様なものを持った人間は見当たらない。
係員の一人が駆けてきた。
その男はニヤニヤしながら、英語で、
「満員だ、あんたは次ぎの便だ」
17人乗りの18番目に並んだのだ。
ルアンパバンまで行って返って来る90分待ちだそうだ。



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posted by モトイケ at 10:10 | 神奈川 ☔ | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

メコンに沿って(2)ラオス・フェサイ3

また夕食は沈香屋さんと一緒だ。
「沈香、欲しそうな顔をすると、値が釣り上がってしまうのです。
だから、欲しそうな顔をしないで、辛抱強く、向こうから持って来るのを待っているのです」
普通のサラリーマンには出来ない、羨ましい商売が有ったものだ。

グーチャッチャ グーチャチャ。

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始めは何か電気系統の音と思ったのが、ヤモリの鳴き声だ。
何時も部屋の壁に2、3匹引っ付いている。
最初は気持ち悪かったが、直ぐに馴れた。
馴れれば可愛いものだ。

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しかし、このファンを廻しての快適さは何だろう、
日本の7月初旬、ファンを廻した部屋には居たたまれないだろう。
温度計を見ると27度、蒸し暑さが無い、理解出来ない涼感だ。

明日のルアンパパン行きのチケットを求めに街をぶらつく。
旅行社と言っても建物も中身もまるで物置のような店構え、
明日の便が空いてると言うので、その場で購入。
通りの店の何軒かにぶら下っている布地が目を惹かれる。 
ラオス名産の織物、冷やかしのつもりが急に欲しくなって10枚ほど仕入れる、

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荷物を整理して、不要なものを郵便局から小包で送る。
特に面倒な事はなく送ることが出来た。
ラオスでは$でもバーツでも、当然キップでも通用するのは良いが、
計算に疎い私には、支払いのたびに頭を悩ます。



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posted by モトイケ at 11:40 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月25日

メコンに沿って(2)ラオス・フェサイ3 メコンの船旅を断念

今回の旅での最大の目的は、
コーン滝を真近に観る、そして、
此処フェサイからルアンブラバンまでのメコンの船旅、だ。
ルアンブラバンまでは高速船で7時間、スロウボートでは2日の行程。
船を検分に出掛ける。

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街の東外れが高速船の発着所、西外れがスロウボートの発着所、
発着所と言っても草生した土手に泥んこの階段が出来ているだけだ。
高速船は、言ってみれば、競艇用のカッターに毛が生えたようなもの、
スロウボートの方は巾が3メートル、長さが20メートル位の木枠が剥き出しの木造船。

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床は隙間だらけの板敷き、屋形船の様な屋根があるが吹きっさらし、
当然、どちらもトイレもない。
もう少し、観光船らしきを期待していたので怖じ気がついた。
宿の主人の、
「以前、高速船が岩に衝突して死人が出た事がある」
と聞いてびびった、折からの雨もあって、
期待して居たフェサイからルアンブラバンまでのメコンの船旅は断念。

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posted by モトイケ at 14:47 | 神奈川 ☀ | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

メコンに沿って(2)ラオス・フェサイでアルメジェロを喰う

お宮らしい石段を上がる。

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昨日過ごしたタイ側が一望できる。
滔々とメコンが流れる。

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この旅で始めて会った日本人は沈香商人。
彼がが話してくれた。
彼は沈香の材料を買い集める為に、既に一ヶ月間此所に滞留している。
何かの木が死滅する時に、その木の成分が全てその根に集まり地中に埋もれる。
これは、この辺りの山地にしか採れない。
「これがその沈香です」
と、泥の附いた根っ子を何本か無造作にテーブルの上に投げ出す。
幽かに芳香が漂う。
これだけの根っ子でウン十万円、いや、ウン百万円もするらしい。
昨日から朝昼晩と食事している中国店に入ると、
例の沈香屋さんを中心に店の人達が昼食の最中、
美人の奥さんが仲間に入れと誘う。

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ビールを4本程下げてテーブルに加わる。 
料理の中に、黒い肉の煮付け、何と、アルメジェロなのだそうだ。
私が珍しがると、冷蔵庫から出してきた。

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posted by モトイケ at 11:03 | 神奈川 ☁ | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする