2018年05月22日

アルメジェロを食べる。

中国料理と看板のある食堂に入る。
狭い店の客は我々以外に二人、
一人はイギリス青年、札幌で英語の先生をし終えて、
英国への帰り道だそうだ、日本語が巧い。
もう一人は得体の知れない中老の日本人、
チェンセン以降初めて会った日本人だ。
彼は沈香を買い集める為に、既に一ヶ月間此所に滞留している。
何かの木が死滅する時に、その木の成分が全てその根に集まり地中に埋もれる。
これは、この辺りの山地にしか採れない。
「これがその沈香です」
と、泥の附いた根っ子を何本か無造作にテーブルの上に投げ出す。
幽かに芳香が漂う。
これだけの根っ子でウン十万円、いや、ウン百万円もするらしい。
「沈香、欲しそうな顔をすると、値が釣り上がってしまうのです。
だから、欲しそうな顔をしないで、辛抱強く、向こうから持って来るのを待っているのです」

料理の中に、黒い肉の煮付け、何と、アルメジェロなのだそうだ。
私が珍しがると、冷蔵庫から出してきた。

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posted by モトイケ at 19:11| 神奈川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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