2019年08月27日

メコンに沿って(3) メコンの夕焼け

今日のお目当てはメコンの夕景、時間潰しに近くのビヤーホール。
何処かで見たことが或ると思ったら、やって来たボーイは昨夜と同じボーイ、
何のことはない、昨夜と同じビヤーホールだ。
昼間と夜で雰囲気がガラリと変わってしまうのだ。
未だ明るい内から、メコンの川岸に屋台がズラリと並ぶ、
流石にビエンチャン、屋台の規模が違う。

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チェンセーンやチェンコーンと違って、端が見えないほどテーブルと椅子が並ぶ。
日が傾き、空もメコンも真っ赤に染まり始めると、
その屋台のどれもが客で溢れ出す、夕日を好むのは人類共通らしい。

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少しずつメコンの空の色が変わってくる。

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2019年08月21日

メコンに沿って(3)ラオスの女も強い

座敷で日本人の客と難しそうな話をしていた女主人が話し掛けて来た。
「古都」の女主人は生姜工場のオーナーだ。

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我々がこれから行こうとしているパクセーで生姜工場を経営しているとのことだ。
殆ど日本へ輸出している関係で日本人の知り合いが多い。
私が静岡県に住んでると言うと、
一杉、勝又、勝呂、等々静岡に多い苗字がポンポン飛び出す。
梅干しも作っているそうだ。
50歳くらいか、彫の深い目鼻立ち、潤んだ瞳に若い時のラオス美人振りの面影が残る。

マーケットを一巡り。

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寝そびれて、ベランダから表通りを見下ろしていると、2、3軒先で壮絶な喧嘩が始った。
30代位の男女が取っ組み合っている、夫婦らしい。
女の方が唸り声を上げて猛烈な勢いで男に襲い掛かる、
男の方は大声を上げてこれを引き離す。
道端に止めてあるピカピカの乗用トラックの荷台で、
子供が三人、身を捩りながら心配そうに成り行きを眺めている。
中から出て来た二人の男が中に入った。
やがて、雄叫びも次第に静まり、元の闇夜が戻った。
何処にも人間が居て、男が居て、女が居て、子供が生まれて、
慈しんで、いがみ合って..人生が有るのだ。

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2019年08月17日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャン ホーパケオ博物館

シーサケット博物館の真向かいのホーパケオ博物館、

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元々は、
ラーンサーン王国のセーターティラート王がルアンパバーンからヴィエンチャンに遷都した際にエメラルド仏を祀るために1565年に建立した寺院。
1779年にシャム(現在のタイ)との戦いの時にエメラルド仏は持ち去られ、寺院も焼失してしまった。現在の寺院は1936年にフランスによって新たな姿で再建されたもので、現在はラオス各地から集められた仏像をはじめとした仏教美術を展示した博物館となってる。

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大きな伽藍にクメール風の仏像が威風を糺す。
珍しい石の彫刻も並んでいる。
仏像に趣味のある人にとっては一見の価値がありそうだ。

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一つ一つの仏像を丁寧に眺めている中老の日本人婦人に、慇懃に挨拶される。
始めお嬢さんと思った連れの若い女性はガイドだった。

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2019年08月15日

ラオスの仏像

博物館が道を挟んで二つ有る。
シーサケット博物館にはビエンチャンで最も古い伽藍が残る。

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回廊は仏像で埋め尽くされている、2100個有るそうだ。

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日本の仏像などに比べるとキメの細かい味合い深さには欠けるが、素朴で親しみ易い。


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2019年08月13日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャンの屋台と市場

ゆっくり起きてビエンチャン見物、先ず、中央市場を覗く。

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迷路のような市場の中は、人息でムンムン、
有名なフランス銘柄の衣類、高級そうな菓子、食料品、日用雑貨品、何でもある。
電気製品がズラリと並ぶ、ステレオ、TV、ミシン、電気釜、カメラ、ゲーム機まである。

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市場の中に両替所があちこちにあり、その一個所の傍らで、
両腕、肩、背中いっぱいに竹製品の持って立ち売りの女の子、
中学生くらいだろうか、 円らな瞳をパチリ開けてただただ立ち竦んでいる。
小さなもち米入駕籠を購入、値段は忘れたが驚くほど安い。
暫く行って振り返ると、彼女は地べたに腰を下ろしている。
格好の客が来ると立ち上がっているようでもある。

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市場の一角に畳一畳程の店が並ぶ、
時計の修理屋と手作りの装飾品屋、その先は、屋台が無秩序に並ぶ。

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材木のテーブルと材木の椅子の店でビール、
蛙の串焼きも有る。

飛ぶように売れているのは、西瓜と瓜の切り身、そして、掻き氷?、
ポリエチレンの袋にどさっと入れて、ストローを差込み、輪ゴムで器用に封をする。

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2019年08月09日

メコンに沿って(3) ヴィエンチャン

タイからメコンを渡りラオスのフェサイに入り、
ルアンパバンを経てヴィエンチャンへ向かう。
ルアンパバン空港もフェイサイ空港に毛が生えたようなものだ。

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時間待ちに入ったレストランの真ん前に滑走路が開けている。 
滑走路の向こうには緑の丘が続く、その丘に2、3人の人影が現れた。  
ゆっくり眺めていると、その人影は滑走路を横切って此方へ向かってくる、客らしい。
次に天秤棒を担いだ二人、そして、今度は、滑走路の左手からオートバイだ。

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ラオスの若夫婦、目付きが印象的だ。

突然、スコール、びしょ濡れで飛行機に乗り込む。
飛行機はメコンに付かず離れず飛んで行く。
見渡す限りの平原の上に出るが、耕地は少ない。
一時間もしないでビエンチャン、流石、首都の空港.

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フェイサイ、ルアンパバン空港に比べると段違いだ。

真っ直ぐに、タクシーでお目当てのホテル?「古都」を目指す。
ところが、運ちゃんが判らない、「koto」の発音が通じないらしい。
地図を示すと運ちゃんがうなずく。
街には高層ビルは見当たらない、
だだっ広い通りを行き当たった凱旋門?の辺りを右に折れる。
飛行場から市街を通り越し、更に地図をはみ出る。

日本風の暖簾に「古都」の文字、
一階が日本料理店、二階がホテル?になっている。
早速、納豆、塩辛で日本酒、熱燗だ。

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2019年08月07日

メコンに沿って(2)物凄いラオス式按摩

腰が痛み出した。
当たるも八卦、当たらぬも八卦で、ラオス按摩にトライ。
葦簾張りの部屋に薄い布団が敷いて有る。

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扇風機を片手にぶら提げてきた老人に近い太目のおばさんがやってきた。
半分、ラオス美人を期待していたのに...

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足の裏から揉み出した。
足の間に膝を入れて仰向けになった足の先から丹念に揉み上げる。
始めは皮を鞣すように擦り、何処かでツボを抑える。
アバラ骨を一つずつ探ってゆく。
今度は、腹ばいになった背中に、おばさんが全身が乗り上がった、
不思議な事に重さを感じない。
いわゆる、ツボに乗っかっているのだろう。
膝と手と足の指で急所を抑える。
背骨の一本一本の間をなぞるように、緩急を付けて、体中の関節をポキポキ鳴らしてゆく。
痛いと心地よいの中間を行ったり来たりだ。
日本でも按摩は常習だが、これほどの按摩は経験無い、
いかにも、按摩をやったと言う感じなのだ。

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食べ物は豊富だ。
街をちょっと外れるとメコンに出る、
朝の心地よい川風を体全体に浴びて川岸を散歩する。

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高いヤシの木にスルスルと登ったと思うとヤシの実を投げ落とした。

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2019年08月06日

メコンに沿って(2) ルアンパパンのお寺

一寸郊外のお寺を覗く、

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扉の金銀色細工が見事.

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お寺の裏はメコンがトクトクと流れる。

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2019年08月03日

メコンに沿って(2) ルアンパパンの王宮

タイでもそうだったが、ラオスでも昼下がりは人通りが絶える、皆、昼寝の時間だ。
こんな時間に歩いているのは観光客だけだ。

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頭の天辺からギラギラする日差しを受け、王宮博物館へ。

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ルアンパパンは、かって、ラオス仏教の中心地として栄えた王国の都、
こじんまりとはしているが、
やはり王宮だけあって格調が高い。
内部の装飾は黄金に輝き、壁のモザイク模様は見事だ。
古い仏像が威厳をただす。
600年に渡り栄えた王国の最後は哀れだ、
1975年の革命で 、王と王妃は何処にか連れ去られ行方が判らない。

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王宮のテラスからメコンを眺め感慨に耽っている白人女性、
傍を通り過ぎても、身動き一つしない。

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2019年08月02日

メコンに沿って(2) ルアンパバンの市場でゲテモノ

ルアンパバンに行ったら必ず、
と言われているプーシーの丘に登る。
登り口に関門が有って、500キップ取られる。
息を弾んで登った頂上で、
幾人かの白人に交じってメコンに沈む夕日を眺める。
眼下には静まり返ったルアンパバンの街が一望出来る。

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隣の西洋風レストランでトーストとコーヒー。
100メートルも無いところの朝市をブラつく。
食物の種類の多さに目を見張る。
トマト、青野菜、タケノコ、豆類、蜜柑、バナナ、パパイヤ、椰子の実、マンゴ、
あと名前の判らない野菜、果物が、
今採れたばかりに輝いて、ズラリと並べられている。

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少なくとも、食べ物には困らなかったであろうラオスの人々の生活が窺える。
同じような自然環境にあっても、
戦争に巻き込まれた国、そうでない国とで、国力に差が付いたのだろう。
市場を行き当たるとメコンに出る、
朝の心地よい川風を体全体に浴びて川岸を散歩する。

高い椰子の木に攀じ登った男が椰子の実を放り投げる。

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万屋のような店先に、いっぱいの瓶が並んでいる、
ガラス瓶に交じりプラスチックボトルもある。
その一つ一つには、蛇、蛙、百足、?など様々なゲテモノや薬草らしい植物が入っている。

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試してみる気になった。
薬草の匂いがして、強い強い、50度以上は有るだろう。
やはり、私は日本酒の方が良い。

ゲテモノ、名前を忘れたが、孵卵途中の卵だ。 
殻の割れ目から既に形の出来た鶏の胎児が覗いている。
流石にこれには手、口が出ない。 
最高に美味しいこのあたりの名物だそうだが...



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